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この爪ってもしかして!?爪白癬の4つのタイプをご紹介します

爪白癬のタイプ

爪白癬の4つのタイプをご紹介します

  • 爪の色が白く濁ったり、黄色く変色したり、爪が厚くなったりと、見た目がよくないので人前で素足になれない。。
  • また靴に当たって痛いのを我慢したり、歩く時に痛いけど、爪白癬だから仕方がない。。

爪白癬(つめはくせん)の症状に悩んだり、あきらめたりしていませんか?

メイ
メイ
爪白癬は現在様々な薬や治療法があって、時間はかかりますが根気よく治療を続ければ、完治させることが可能です。

爪白癬には大きく分けて4つのタイプがあることを知った上で、治療を始めてみませんか?

爪白癬の4つのタイプとは?

メイ
メイ
爪白癬(つめはくせん)は日本皮膚科学会によると、日本人の10人に1人が感染していると報告されています。

爪白癬はいきなりなることは少なくて、ほとんどの場合は足の水虫の白癬菌が爪に侵入して感染が起こります。

ナオ
ナオ
爪白癬はかゆみがないことがほとんどなので、そのまま放置している人も多いです。

そのため、

  • 年齢が上がるとともに爪白癬にかかっている人の割合が増えます
  • 気づかないうちに白癬菌が家の中の床などに散らばって、家族に水虫をうつしてしまっていることがあります
  • 子供は爪白癬になる確率は低いですが、爪に傷があったり、家族の中に爪白癬の人がいると感染する場合もあります
  • 爪白癬に感染していると周りの皮膚に傷がつきやすく、そこからばい菌が入って「蜂窩織炎」や「リンパ炎」といった2次感染がおこる可能性もあります

爪白癬は放置しておいて良いことはないので、是非治療を始めましょう!

1、遠位・側縁部爪甲下型(えんい・そくえんぶそうこうがた)

  • 爪の先や、横の縁から白癬菌が侵入して感染するタイプ
  • 最初は親指に感染することが多いといわれています
  • 爪白癬の90%はこのタイプです

症状は

爪の先端部分や側縁部が白色や黄色に濁ったり、変色します

そして症状が進むと爪の根元の方へと感染が広がっていきます。

爪が厚くなります

爪の根元のあたりがもろくなってボロボロと崩れてきます

2、白色表在型 (はくしょくひょうざいがた)

  • 爪の表面に傷口があった場合に、爪の表面から白癬菌が侵入するタイプです
  • 爪白癬のうち5~10%に見られる症状です

症状は

爪の表面がチョークのような白色に濁ります

爪の根元から真ん中あたりに症状がでることが多いです

爪の表面がもろくなって、崩れやすくなります

爪が厚くなることはあまりありません

ナオ
ナオ
白色表在型は爪の表面の部分が感染しているので、塗り薬でも治療が可能といわれています。

3、近位部爪甲下型 (きんいぶそうこうかがた)

  • 爪の根元の甘皮の部分から白癬菌が侵入するタイプです
  • 足の爪でおこることはまれです

症状は

爪の根元のあたりが白色に濁ります

4、全層異形成型(ぜんそういけいせいがた)

上記3つの爪白癬が進行して、爪全体に病変が拡大したタイプです

爪白癬をそのまま放置していると、全層異形成型が発症する場合があります

爪が完全に破壊されてしまいます

爪白癬の治療の方法は?

爪水虫治療

爪白癬のタイプでは1の「遠位・側縁部爪甲下型」が約9割を占めることがわかりました。

でも放置をしていると最終的には4の「全層異形成型」になってしまう可能性もあります(>_<)

足の水虫も患っていて、爪の色が変色してきたぞ?といったように爪白癬が疑われる際はできるだけ早く皮膚科を受診しましょう

皮膚科を選ぶ際は、顕微鏡検査を行ってくれる病院にしましょう。

ナオ
ナオ
なぜなら、爪白癬と似た症状が出る病気との見分けは専門医でも見た目だけでは難しいからです。

原因菌をもっと詳しく調べる真菌培養法も行っている病院ならさらに安心です。

爪白癬とわかった場合は、処方される抗真菌薬(こうしんきんやく)飲み薬が一番効果的です

でも副作用や服用できない条件もあります、爪白癬の飲み薬について詳しくはこちらの記事でご紹介していますので参考にして下さいね。

関連記事>>>爪水虫の治し方、飲み薬が効果的!

飲み薬が使用できない場合は処方される抗真菌薬の塗り薬もあります

保険が適用されても治療費が高いことと、完治の確率が飲み薬に比べてまだ低いことがデメリットです。

爪白癬の塗り薬についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので読んでみてくださいね。

関連記事>>>爪水虫の治し方、塗り薬試してみた?

爪白癬の治療期間はどれくらい?

爪白癬の4つのタイプ

治療を始めたら、どれくらいできれいな爪になるの?と気になりますよね。

ナオ
ナオ
一般的には完治までは爪が完全に生え変わる6ヶ月から1年半かかります。

なぜなら爪が完全に生え変わるまでは爪の下にまだまだ白癬菌が潜んでいるので、完全に体から白癬菌を追い出すまで治療を根気よく続ける必要があるからです。

でも治療を始めて健康な爪が生えてくるのは早い人で2~3ヶ月、よくなっている兆しが見えてきたら治療にも精が出ますよね!

爪白癬治療は今変色している爪をきれいにするのではなくて、新しく生えてくる爪が健康で透明な爪になってきます

水虫や爪水虫の完治までの期間の目安をこちらの記事でまとめてみましたので参考にして下さいね。

関連記事>>>水虫の完治にかかる治療期間ってどれくらいか知ってる?

にごり爪歴30年の私の母が絶賛する美容成分配合の爪に優しいネイルはこちらの記事でご紹介していますので、よかったら読んでみてくださいね

関連記事>>>爪水虫を隠してかわいいサンダルをはきたい!そんな時におすすめのペディキュアは?

爪白癬ではない場合もある?

皮膚科で顕微鏡検査を受けるのが一番安心とお伝えしました。

その理由は爪白癬でない可能性があるからです。

爪白癬と似た症状があらわれる病気には以下のようなものがあります。

乾癬、扁平苔癬、掌蹠膿疱症、爪甲肥厚症、爪甲鉤彎症

ナオ
ナオ
また白癬菌と同じ真菌症ではあるけれど、病原菌が違う「カンジダ症」の場合もあるので、顕微鏡検査や、もっと詳しく調べる真菌培養法などを取り入れている病院で原因をしっかりと特定して治療を始めることが大切です。

足の爪の変色が靴やヒールでの圧迫、足をぶつけたりした際などの外傷だったり、ウォーキングやランニング、その他のスポーツをされる方も靴によって指が圧迫されてできた可能性もあります

爪白癬の4つのタイプ、のまとめ

爪水虫のタイプを知って治療を始めよう

今回は爪白癬の4つのタイプについてご紹介しました。

  1. 遠位・側縁部爪甲下型(えんい・そくえんぶそうこうがた)
  2. 白色表在型 (はくしょくひょうざいがた)
  3. 近位部爪甲下型 (きんいぶそうこうかがた)
  4. 全層異形成型(ぜんそういけいせいがた)

この中でも白癬菌が爪の先や側縁から侵入する①の遠位・側縁部爪甲下型が90%を占めることがわかりました。

爪白癬に感染すると、多くの人は

  • 足に不快感がある
  • 歩く際に痛みがある
  • 靴をはく時に当たって痛い

といったように見た目の悩みだけではなく「日常生活に多かれ少なかれ支障がきたされていると感じる」という調査結果があります。

ナオ
ナオ
爪白癬は正しく治療を続ければ完治も可能ですので、ぜひこれを機に皮膚科を受診してみませんか?

皮膚科のお薬以外で治療したい場合は、レーザー治療爪白癬の市販薬という方法もあります。

メイ
メイ
レーザー治療や変色爪、ゴワゴワ爪対策についてはこちらの記事でご紹介していますので参考にして下さいね。

関連記事>>>これって爪水虫かな?原因、症状や治療法は?

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