冬になるとブーツでおしゃれするのが楽しみですよね。
お気にいりのブーツを毎日はいていて、家に帰ってきた時や座敷席に上がった際に
「あれ!?ちょっと嫌な臭い…」
と気になったら要注意です!
臭いだけではなくて、水虫になる可能性もありますよ。
日本皮膚科学会によると、足の水虫は日本人の5人にひとりがかかっているということです。
最近は女性も水虫にかかるケースがとっても増えていて、その理由がまさに
「ブーツやタイツを長時間はくこと」
が増えたからです。
そんな経験から、今回はどうすればブーツファッションを楽しみながら水虫や、いやな臭いを予防できるかご紹介しますね。
ブーツを楽しみながら水虫防止、いやな臭い防止をするふたつの方法
ではさっそく、ブーツを楽しみながら水虫やいやな臭いを防止する、ふたつの方法をご紹介します。
①水虫予防には足を除菌しよう
足はお風呂、シャワーでやさしく丁寧に指の間まで洗いましょう。
ごしごしと洗うと皮膚に傷がついて白癬菌が入りやすくなるので逆効果です、泡でやさしく洗ってくださいね。
次のような除菌ソープも消臭、水虫予防には効果的ですよ。
本当は日中も足を乾燥させるために、サンダルにはきかえたり、ストッキングやタイツをはきかえるのが一番いいのですが、職場などではなかなか難しいですよね。
そんなときは休憩時間に除菌スプレーや除菌シートで雑菌を繁殖させないようにしましょう。
②水虫予防には足を乾燥させよう
白癬菌は乾燥に弱いので、家にいるときは足をきれいに洗った後に乾燥させましょう。
冬場は素足でいると寒いですよね、そんな時のおすすめは5本指ソックスです。
5本指ソックスは足の指がくっつかず、乾燥させてくれるのでおすすめです。
下の記事で、5本指ソックスの水虫に対する効果について紹介しているので、参考にしてくださいね。
そして家に帰ったらブーツを乾かしましょう。
ひと手間かかりますが、水虫予防、いやな臭い防止にかなり効果があるので実践しましょう。
でも自然乾燥ではなかなかブーツのつま先まで乾かないですよね。
そんな時におすすめの方法をご紹介します♪
自然乾燥より早く、よく乾きますよ!
- 新聞紙やキッチンペーパーをつめる、もしくは
- 靴用乾燥剤を入れる、もしくは
- 靴用乾燥機を使う
足のいやなニオイの原因は?
ブーツや足から発せられるいやな臭い、これは足からかく汗が原因です。
足の裏からは冬場でもコップ1杯くらいの汗を1日にかくんです。
足の裏からかく汗は脇の汗とは異なって、出てきたときは臭いのないほぼ水なんです。
でもその汗をそのままにしていると、ブーツの内側、ストッキング、タイツにしみこんだ汗に細菌、雑菌が繁殖して臭いがしてきます
そしてこのジメジメとしたブーツの中は水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)が最も好む環境なんです!
ブーツの中は水虫の温床!?
水虫は高温多湿の環境で増殖するのですが、特に湿度が80%以上、温度が26度より高くなると爆発的に増殖をします。
そしてブーツの中は冬でも湿度が100%近くになります!
まさに水虫の好きな条件なんです(>_<)
水虫は「白癬菌(はくせんきん)」というカビの一種が皮膚に付着し、そのままにしていると約12〜24時間かけて角質層に侵入してきて感染してしまいます。
白癬菌は皮膚の角質を栄養として生きているんです。
皮膚って新陳代謝、ターンオーバーで生まれ変わりますよね、その際に古い角質は垢となって落ちます。
水虫の人の垢には白癬菌がついていて、その皮膚片がはがれ落ちると、白癬菌はそこで死滅せずに、それからも生きることができるんですよ。
ではどこでこの白癬菌が足に付着するの?
というと家族間の感染が一番多いんです。
もしご家族に水虫の方がいる場合は、バスマットやスリッパ、床を介して足の裏に白癬菌がついてしまう可能性が大です。
ですので、次の記事を参考に、家の中ではできるだけ白癬菌がつかないように予防しましょう。
そして足に白癬菌がついたままブーツを長時間はいていると、白癬菌は増殖をしてしまう、というわけです。
ですので「足の清潔を保つこと」が水虫予防にはとても大切です。
まとめ
お気に入りのブーツをはきたいけど、水虫やいやな臭いが気になる。。
そんな場合は「足を清潔を保つ」、「乾燥させる」を徹底しましょう。
といってもそんなに難しく考えなくても大丈夫!
- 日中に1度か2度、除菌シートで足をふくか、除菌スプレーする。
- 帰ったら足を泡できれいに洗って乾燥させる。
- ブーツは翌日、もしくは次にはくまでに乾燥させる。
この3つを実践するだけでもかなり快適に、そして臭いを気にしなくてもいいようになりますのでぜひやってみてくださいね。