家族の方に水虫患者さんがいたり、自分が水虫になってしまって、洗濯を介して他の家族にうつらないか心配になったりしませんか?
この記事では
白癬菌がついた靴下やバスマットなどを他の衣類と一緒に洗っても大丈夫か?
についてご紹介したいと思います。
水虫は60度以上のお湯で一緒に洗濯すれば大丈夫
家族の中に水虫の方がいる場合、靴下やタオル、バスマットをこまめに洗濯することは予防にとても効果的です。
でも「すべて一緒に洗って大丈夫かな?」とちょっと心配に思いますよね。
うれしいことに、皮膚科の先生は口を揃えて「一緒に洗濯しても大丈夫」とおっしゃっています。(分けて洗濯回すの面倒ですよね〜。)
一緒に洗濯しても大丈夫な理由は、白癬菌は水で流れ落ちていくからです。
でも洗った後は、天日干しをしてしっかり乾燥させることが大切です。
水で流れるといっても100%完璧じゃないんだろうなぁと思っていたら、こんな実験結果を発見しました。
2013年にイスラエルで行われた実験では、81人の足水虫の患者さんの靴下を借りて、40度と60度のお湯で洗濯しました。
40度で洗った場合は81足中、4足の靴下に白癬菌が残っており、60度で洗った場合はどの靴下には白癬菌は残っていなかったという結果がでています。
私はこの結果を見て、洗濯すればほとんどの白癬菌は靴下から流れ落ちている、なのでほかの衣類にもつかない、と解釈しているんですが、皆さんはどう思われますか?
そしてこの実験からも、温度は60度ぐらいで白癬菌は死滅することがわかりました。
水虫菌は乾燥機を使うと殺菌が完璧!
上記の実験からも、白癬菌は60度くらいで死滅すると言われています。
なのでもし乾燥機があって、安全に60度以上に設定できるようであれば乾燥機で乾かすことによって白癬菌を完璧に取り除くことができるのではないかと思います。
乾燥機に入れる前に、乾燥機を使っても大丈夫な素材かどうかを確認しましょうね。
室内干ししかできないときはアイロンを使う
天日干しができない場合もありますよね。
洗濯で白癬菌は流れ落ちてるといっても、室内干ししかできない場合で不安な方は、アイロンをかけて白癬菌を死滅させるのも効果的です!
アイロンは低温設定でも80度以上ありますので、白癬菌を除菌するのにはもってこいです。
我が家の場合
私は家ではそこまで神経質にならずに、水で、洗剤を入れて一緒に洗濯しています。
ひとつ気をつけているのは、つま先あたりの白癬菌がきれいに流れ落ちるように靴下は裏返して洗濯しています。
(しまうときに表がえすのがひと手間かかりますが…)
そして、乾燥や紫外線に弱いといわれる白癬菌をに、しっかり日光にあてて乾かすようにしています。
もちろん洗濯前の靴下などを触った後は、石鹸でしっかりと両手を洗うことを忘れずに(^_^)
水虫には抗真菌薬が最も効果的です
趾間型水虫を完治させることができた私のおすすめの水虫治療法は、効果も十分に証明されている「抗真菌薬」を使う方法です。
今薬局で売られているほとんどの水虫薬は1日1回の使用でも効果あるので、薬で本格的に治してみませんか?
私は指の間のジュクジュク趾間型水虫にかかったのですが、市販のクリーム薬で3ヵ月で無事に完治しました!
女性に人気のある水虫市販薬ランキングは、下の記事でご紹介しているのでご覧ください^^
爪の悩みをどうにかしたい!変色爪やゴワゴワ爪対策は次の記事で紹介しているので、参考にしてください。